| バリ島(インドネシア)に多い病気か? トキソプラズマ性脳炎【英:医】toxoplasmic encephalitis トキソプラズマ症【英:医】 (Toxoplasmosis)とは、トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)による原虫感染症である。 マインド・コントロールする寄生虫トキソプラズマという寄生虫は、 病原性を持った寄生生物(原虫)として有名で、 通常、猫を宿主とする寄生虫です。 世界中で見られる感染症で、人間にも寄生し、世界人口の3分の1が感染していると推測されているが、 有病率には地域で大きな差があります。 トキソプラズマの慢性感染が宿主に影響を与えるという研究報告がいくつかある。 疫学的な研究により、トキソプラズマ陽性だと男児が生まれやすいという結果が得られている。 トキソプラズマの慢性感染によりヒトの行動や人格にも変化が出るとする研究例はかなりある。 リスクを恐れなくなる、反応が鈍くなる、神経質になる、交通事故が多くなる、 男性は反社会的に女性は社交的になる、統合失調症や双極性障害にかかりやすくなる、 男性は低IQ・集中力散漫・規則破り・危険行為・独断的・反社会的・ 猜疑的・嫉妬深い・気むずかしい・女性にもてない、 逆に女性は社交的・ふしだら・男性にもてる、などなど。 しかし因果関係のはっきりした研究はない。 ●病原体 トキソプラズマはアピコンプレックス門に属する単細胞生物である。以下の3つの形態をとる。 •栄養型 栄養型は急増虫体(タキゾイト)と呼ばれており、細胞内に寄生して無性生殖により急激に増殖する。消毒液や胃酸などに対する抵抗性を持たないため、これを摂食しても感染は起きにくい。しかし眼や鼻の粘膜や外傷から感染することがある。 •シスト 脳や筋肉の組織中に厚く丈夫な壁に包まれた球形のシストを作る。シストには数千におよぶ緩増虫体(bradyzoite)が含まれており、無性生殖によりゆっくりと増殖している。シストは室温でも数日、4℃なら数ヶ月生存しており、-12℃までの低温にも耐えるが、熱処理(56℃15分)や冷凍処理(-20℃24時間)で不活化できる。 •オーシスト 終宿主であるネコ科の動物に感染すると、有性生殖を行ってオーシストが形成される。オーシストは糞便中に排出され、環境中で数日間かけて成熟し、数ヶ月以上生存している。消毒液に対する抵抗性が高いが、シスト同様の処理で不活化できる。 ●感染経路 トキソプラズマは人間を含む幅広い温血動物に寄生するが、終宿主はネコ科の動物である。 食肉 おそらくほぼ全ての哺乳類・鳥類がトキソプラズマに感染する可能性があり、 したがって食肉は種類によらず感染源になりうる。 とくに羊肉・豚肉・鹿肉など、高頻度にシストが見付かるものもある。 感染動物由来の食肉を生食したり加熱が不十分だったりすると、感染の原因となる。 食肉そのものだけでなく、包丁やまな板などが汚染されて、それが他の食材や手を汚染することもある。 ネコ 例えばネコの糞便中のオーシストが付着した食餌をネズミが食べることで感染し、 ネズミの体内に形成されたシストはネコがネズミに噛み付くことで取り込まれる、 という具合に生活環が成立していると考えられる。 ただし感染ネコがオーシストを排出するのは初感染の際の数週間に限られており、 オーシストを排出しているのはネコの1~2%程度に過ぎない。 ネコと触れるだけで感染するわけではなく、 またネコの糞便中のオーシストも成熟するのに数日を要することから、 通常の飼い猫であれば感染源としてはそれほど重要ではない。 |